USJでアトラクションの計画を立てる人は多いが、レストランまで考えている人は少ない。

その結果どうなるかというと、12時すぎに「お腹空いた」と思った瞬間、目の前のレストランに飛び込み、45分並び、2,500円払い、味はまあ普通——という体験をすることになる。USJのレストランは事前に知っておくだけで体験が激変する。予約できる店は4店あるし、時間帯をずらせば待ち時間ゼロで入れる穴場もある。

この記事ではパーク内全16店を予算・エリア・予約可否で整理した。食べ歩きフードについては「USJ食べ歩きフード完全ガイド」に別途まとめているので、そちらも参照してほしい。

大阪の観光スポット

パーク内レストラン全16店 比較一覧(2026年6月時点)

まず全体像を把握するために、全店を予算順に並べた。

レストラン名エリアジャンル予算目安予約
マリオ・カフェ&ストアハリウッドスイーツ・ドリンク1,000円不可
ビバリーヒルズ・ブランジェリーハリウッドサンド・バーガー・ケーキ2,000円不可
メルズ・ドライブインハリウッドバーガー・サンド2,000円
スタジオ・スターズ・レストランハリウッドカレー・バーガー2,000円不可
アミティ・ランディング・レストランアミティ・ビレッジブリトー2,000円不可
スヌーピー・バックロット・カフェワンダーランドバーガー・パスタ2,000円
ディスカバリー・レストランジュラシック・パーク丼ぶり・デザート2,000円不可
ルイズN.Y.ピザパーラーニューヨークピザ・パスタ2,000円不可
ザ・ドラゴンズ・パールサンフランシスコ中華2,000円不可
ハピネス・カフェサンフランシスコミニオンフード2,000円不可
ロンバーズ・ランディングサンフランシスコイベント限定変動不可
ロストワールド・レストランジュラシック・パークプレート料理2,500円不可
キノピオ・カフェスーパーニンテンドーワールドバーガー・ピザ・肉2,500円不可
三本の箒ハリー・ポッターチキン・リブ2,000円不可
SAIDO〜彩道〜ニューヨーク和食・麺・ご飯3,000円
パークサイド・グリルニューヨーク熟成肉ステーキ3,000円〜

予約できるのはメルズ・ドライブイン、スヌーピー・バックロット・カフェ、SAIDO、パークサイド・グリルの4店。特にSAIDOとパークサイド・グリルは公式の「優先案内」(後述)に対応しており、事前にWEB予約できる。

予約方法 — 「優先案内」の使い方

USJのレストラン予約は「優先案内(プライオリティ・シーティング)」という仕組み。ディズニーのプライオリティ・シーティングと同じ考え方で、指定時間に行けば優先的に案内される(完全予約制ではないので若干の待ちは発生する)。

WEB事前予約の手順

  1. USJ公式サイトのレストラン優先案内ページにアクセス
  2. 利用日の1ヶ月前の11:00から予約受付開始
  3. 利用日の前日(利用時間の24時間前)まで受付
  4. 希望の日時・人数・レストランを選択して確定

当日予約の方法

WEB予約を逃しても、当日パーク内の対象レストラン前で9:00から当日分の優先案内を受け付けている(時期により変動)。ただし混雑日は午前中に枠が埋まることもある。

予約のコツ

  • 1ヶ月前の11:00ぴったりにアクセスする。土日・連休は5分で埋まることがある
  • ランチなら11:30、ディナーなら17:00が人気枠。あえて14:00〜15:00の遅めランチを狙うと取りやすい
  • パークサイド・グリルはUSJ最上級のレストラン。記念日利用なら早めの確保が必須

予算別おすすめレストラン

1人2,000円以下 — コスパ重視

メルズ・ドライブイン(ハリウッドエリア) 1950年代アメリカンダイナーの世界観。クラシックカーが並ぶ店内はフォトスポットとしても優秀。バーガーセット(ドリンク付き)1,700〜2,000円。予約可能なので混雑日でも確実に入れる。子連れにも使いやすい広い座席配置。

スタジオ・スターズ・レストラン(ハリウッドエリア) パーク内で最も座席数が多い大型レストラン。カレー、チキン、バーガーとメニューの幅が広く、グループで好みが分かれても対応できる。ハリウッドスターの装飾で雰囲気も悪くない。

ディスカバリー・レストラン(ジュラシック・パーク) 恐竜の骨格標本が天井に吊られた空間で食べる丼ぶり。メイン動線から少し外れた場所にあるため、12:00台でも比較的空いている穴場。子供が恐竜好きなら間違いなくここ。

1人2,000〜2,500円 — バランス型

キノピオ・カフェ(スーパー・ニンテンドー・ワールド) マリオの世界を再現したカフェ。マリオバーガー、ピザボウル、スーパーキノコのグラタンなど、見た目のインパクトが圧倒的。料理に付いてくるマリオのピックは持ち帰り可能でお土産にもなる。整理券が必要な時間帯があるので、入場直後にキノピオ・カフェの状況を確認するのが得策。

三本の箒(ハリー・ポッターエリア) 映画に出てくるホグズミード村のパブをそのまま再現。ロティサリーチキンとポークリブが看板メニューで、バタービール(アルコールなし)と合わせると魔法界に浸れる。テーブル席は広く、子連れでもゆったり座れる。

ロストワールド・レストラン(ジュラシック・パーク) ジャングルの中に迷い込んだような内装が特徴のプレート料理店。ディスカバリーより少し高いが、料理のボリュームと質はこちらが上。大人だけで行くならこちらをおすすめする。

1人3,000円以上 — ご褒美ディナー

パークサイド・グリル(ニューヨークエリア) USJ最高級のフルサービスレストラン。熟成肉ステーキ、ロブスター、ワインが揃い、テーマパーク内にいることを忘れる空間。価格帯はステーキセットで3,500〜5,000円。USJカップルデートプランのディナーに最適。記念日には事前にリクエストすればケーキプレートの手配もできる。

SAIDO〜彩道〜(ニューヨークエリア) パーク内唯一の和食レストラン。うどん、丼もの、定食が中心で、洋食に疲れた胃を救ってくれる。意外と知られていないが年配のゲストや海外からの友人を連れて行くと喜ばれるUSJシニア向けガイドでも紹介している。

混雑を避ける時間帯とテクニック

USJのレストランは12:00〜13:30がピークで、人気店は40分以上の待ちになる。この時間帯を外すだけで体験が全く変わる。

時間帯混雑度おすすめ度
10:30〜11:15空き早めランチで午後をフルに使える
11:15〜12:00やや混みまだ許容範囲
12:00〜13:30激混み避けるべき
13:30〜14:30やや混みピーク後。狙い目
14:30〜16:00空き遅めランチの黄金タイム
17:00〜18:00やや混み早めディナー
18:30以降空き夜パレード前の穴場

テクニック1: 「10:30ランチ → 14:30おやつ → 18:30ディナー」の3食シフト 通常の食事時間を1.5〜2時間前倒しすることで、3食ともほぼ待ちなしで食べられる。アトラクションのピーク(10:00〜14:00)とも被らないので一石二鳥。

テクニック2: ワンダーランド側のレストランを使う スヌーピー・バックロット・カフェはパーク奥のワンダーランドにあるため、ハリウッド〜ニューヨークエリアの大混雑を避けられる。予約も可能なので、子連れにおすすめ。

テクニック3: 一度パークを出てユニバーサル・シティウォークで食べる 再入場スタンプを押せば、シティウォークの飲食店で食べてから戻れる。ラーメン、回転寿司、ハードロックカフェなど選択肢は豊富で、パーク内より安い。

穴場レストラン3選 — 混雑日でも入りやすい店

1. アミティ・ランディング・レストラン(アミティ・ビレッジ)

ジョーズのエリアにあるブリトー専門店。メイン動線から外れており、存在を知らない人が多い。テラス席が広く、夏場は少し暑いが席に困ることはほぼない。ブリトーは1,200〜1,500円で、パーク内にしては良心的。

2. ディスカバリー・レストラン(ジュラシック・パーク)

前述のとおり、エリアの奥まった場所にあるためピーク時でも比較的空いている。丼ぶりメニューはしっかり量があり、恐竜の世界観で食べる非日常感がある。

3. ザ・ドラゴンズ・パール(サンフランシスコエリア)

中華料理店。ミニオンパーク入口近くだが、隣のハピネス・カフェに人が流れるため意外と空いている。チャーハン・麻婆豆腐など安定した味のコンボメニューが2,000円前後。

エリア別マップ — どこで何が食べられるか

ハリウッドエリア(入口〜中央)

ビバリーヒルズ・ブランジェリー / メルズ・ドライブイン / スタジオ・スターズ / マリオ・カフェ

ニューヨークエリア

ルイズN.Y.ピザパーラー / SAIDO〜彩道〜 / パークサイド・グリル

サンフランシスコエリア

ザ・ドラゴンズ・パール / ハピネス・カフェ / ロンバーズ・ランディング

アミティ・ビレッジ

アミティ・ランディング・レストラン

ジュラシック・パーク

ディスカバリー・レストラン / ロストワールド・レストラン

ハリー・ポッターエリア

三本の箒

スーパー・ニンテンドー・ワールド

キノピオ・カフェ

ユニバーサル・ワンダーランド

スヌーピー・バックロット・カフェ

子連れ・アレルギー対応

USJの主要レストランでは低アレルゲンメニューが用意されている。特定原材料7品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生)を使用しないメニューがある店舗は、スタジオ・スターズ・レストランとメルズ・ドライブインが確実。

各レストランの入口にアレルゲン情報の一覧表が掲示されているので、入店前に確認できる。心配な場合はクルーに直接聞けば、キッチンに確認してくれる。

お子様メニュー(キッズセット)は主要レストランのほとんどに用意されており、価格帯は800〜1,200円。キノピオ・カフェのキッズセットはマリオのプレートで提供され、子供のテンションが上がる。

よくある質問

USJのレストランは予約なしでも入れる?

入れる。予約(優先案内)は義務ではなく、ほとんどのレストランはそもそも予約不可。ただし12:00〜13:30のピーク帯は40分以上待つことがある。待ちたくないなら時間をずらすか、予約可能な4店を利用するのが確実。

1日の食費はどれくらいかかる?

ランチ+おやつ+ドリンクで1人3,500〜5,000円が目安。食べ歩きフードだけで済ませるなら2,500〜3,500円。パークサイド・グリルでディナーを食べると5,000〜7,000円。食費を抑えたいなら「USJ予算ガイド」も読んでおくといい。

持ち込みはできる?

パーク内への飲食物の持ち込みは原則禁止。ただしペットボトル飲料(500ml以下)・水筒・小さなお菓子は黙認されている。弁当やコンビニ購入品は入場ゲートで止められるので、パーク外のコインロッカーに預けるか、シティウォークで食べてから入場する。


USJのレストラン選びは「事前に決めておく vs その場で選ぶ」で満足度が大きく変わる。特に混雑日は食事だけで2時間失うこともある。予約できる店は予約し、時間帯をずらし、穴場を知っておく——この3つだけで、食事のストレスはほぼゼロになる。

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