万博2025の西ゲートゾーンにあった巨大フードコート「大阪のれんめぐり〜食と祭EXPO〜」。約2,000m²、1,000席、1日15,000食以上を提供した関西グルメの集大成だった。

万博は終わったが、出店していた13店舗はすべて大阪に本店がある。あの味は今でも食べに行ける。

万博「大阪のれんめぐり」とは何だったのか

白ハト食品工業が運営した万博最大規模のフードコート。大阪の名店13店舗が一堂に会し、たこ焼き・串カツ・ラーメン・寿司・焼肉まで「大阪のうまいもん全部入り」という構成だった。

特徴的だったのは、座るだけで550円かかる有料席システム。50分の時間制限付きで、賛否が分かれた。東洋経済オンラインでも取り上げられ、「フードコートで席代を取るのか」と話題になった。

ただ、無料の立ち食いカウンターやベンチ席も約500席分あった。混雑時に確実に座りたいなら有料席、立ち食いでいいなら無料で楽しめた。

もうひとつの目玉が、ロボット技術の実演。たこ焼きロボット、大阪王将のチャーハンロボット「I-Robo2」、配膳ロボット、IoTスマートゴミ箱。「未来の食」をテーマにしたサスティナブルフードコートというコンセプトは、単なる飲食エリア以上の体験だった。

万博のれんめぐり 出店13店舗 — 今どこで食べられるか

万博会場は閉まったが、各店舗の本店はすべて営業中。

#店舗名ジャンル本店エリア最寄り駅予算目安
1たこ家道頓堀くくるたこ焼き道頓堀なんば駅 徒歩5分800〜1,200円
2大阪新世界元祖串カツだるま串カツ新世界動物園前駅 徒歩3分1,000〜2,000円
3どうとんぼり神座ラーメン道頓堀なんば駅 徒歩5分800〜1,200円
4ねぎ焼やまもとねぎ焼き十三十三駅 徒歩3分1,000〜1,800円
5大阪王将餃子・炒飯全国チェーン各地600〜1,000円
6黒毛和牛一頭買い焼肉 道頓堀みつる焼肉道頓堀なんば駅 徒歩5分3,000〜8,000円
7大起水産回転寿司寿司関西各地各地1,500〜3,000円
8豚かつ牛かつくれおーるとんかつ・牛かつ道頓堀なんば駅 徒歩5分1,200〜2,000円
9道頓堀鉄板ステーキ豊島家鉄板焼き道頓堀なんば駅 徒歩5分2,000〜5,000円
10らぽっぽファームいもスイーツ各地各地400〜800円
11クンテープタイ料理各地各地800〜1,200円
12世界で1番おいしいパン屋〜知らんけど〜ベーカリー万博出店300〜600円
13イベント店舗(2週間ごと入替)期間限定店舗による

道頓堀エリアに集中しているのがわかる。道頓堀〜新世界を歩けば、万博のれんめぐりの主要店舗をほぼ回れる。

おすすめの回り方:道頓堀〜新世界コース

万博ののれんめぐりを「再現」するなら、道頓堀から新世界を歩くのが最短ルート。

所要時間: 約3〜4時間(食事含む) 予算: 3,000〜5,000円(3〜4店舗食べ歩き)

モデルコース

  1. なんば駅スタート → 道頓堀方面へ
  2. たこ家道頓堀くくる(たこ焼き8個 1,100円)— 大たこが入った看板メニュー
  3. どうとんぼり神座(おいしいラーメン 800円前後)— 白菜たっぷりの独特なスープ
  4. 道頓堀から南へ徒歩15分
  5. 串カツだるま 新世界総本店(串カツ5本セット 800円前後)— 「二度漬け禁止」の元祖
  6. 新世界から北へ徒歩10分 → 天王寺駅でゴール

十三の名店を追加するなら

ねぎ焼やまもとは十三(じゅうそう)駅前。道頓堀からは阪急で約10分。ねぎ焼きの元祖と言われる店で、万博でも人気だった。十三は淀川花火大会の会場でもあり、花火前の腹ごしらえにもちょうどいい。

新大阪駅「大阪のれんめぐり」— 常設版

万博版とは別に、JR新大阪駅の新幹線改札内(アスティ新大阪内)にも「大阪のれんめぐり」がある。こちらは常設の駅ナカグルメスポット。

項目万博版(終了)新大阪駅版(営業中)
店舗数13店舗5店舗
席数約1,000席約100席
席料550円(50分制)無料
場所夢洲(万博会場内)新大阪駅 新幹線改札内
営業時間9:00〜21:00店舗により異なる
営業状況終了営業中

新大阪駅版は規模が小さいが、新幹線の待ち時間にサクッと大阪グルメを楽しめる。帰りの新幹線に乗る前の「最後の大阪飯」として使える。

万博限定メニューは復活するか

万博会場では各店舗が限定メニューを提供していた。

  • 大阪王将の「黒毛和牛焼肉炒飯」(2,500円)
  • くくるの「特大びっくりたこ焼き」(2,100円)
  • 神座の「河童ラーメンEX」(1,200円)

これらの限定メニューは、本店では基本的に提供されていない。ただし、くくるの本店(道頓堀)では季節限定メニューが出ることがあるため、万博気分を味わいたいなら本店の最新メニューをチェックする価値はある。

万博のロボット技術はどこで見られるか

万博ののれんめぐりで話題になったロボット調理。あのたこ焼きロボットやチャーハンロボットは今どこにあるのか。

  • たこ焼きロボット: 白ハト食品工業が開発。現時点で常設展示は未発表
  • チャーハンロボット「I-Robo2」: TechMagic社が開発し、大阪王将に導入。一部の大阪王将店舗で稼働中(導入店舗は非公開)
  • 配膳ロボット: 飲食業界全体で普及が進んでおり、ファミレス等で見かける機会が増えている

万博のように一箇所で複数のロボットを見られる機会はなくなったが、技術自体は飲食業界に浸透しつつある。

Frequently Asked Questions

万博の大阪のれんめぐりはもう終わった?

万博2025は2025年10月13日に閉幕しており、会場内の「大阪のれんめぐり〜食と祭EXPO〜」も終了している。ただし、出店していた13店舗はすべて大阪に本店・支店があり、同じ味を今でも食べに行ける。

新大阪駅ののれんめぐりと万博ののれんめぐりは同じ?

名前は同じ「大阪のれんめぐり」だが、運営母体・規模・出店店舗は異なる。新大阪駅版は新幹線改札内にある常設5店舗の小規模なフードコート。万博版は13店舗・1,000席の大規模施設で、ロボット調理やイベント出店が目玉だった。

万博ののれんめぐりの味を一番再現できるのはどこ?

道頓堀エリアが最短ルート。たこ家道頓堀くくる、どうとんぼり神座、串カツだるま新世界総本店を回れば、万博で人気だったトップ3を1日で制覇できる。予算は3,000〜5,000円。


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